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    シロッポのスペイン風オムレツ風の和風。

    • 2014.10.17 Friday
    • 21:24
    氷見の定置網は、シロッポからクジラまで獲れます。
    シロッポとは、シラスのこと。イワシの子。春先には鮎子も混じってたりして。
    ちなみに鮎子、赤ちゃんなのにいっぱしにホロ苦いです。

    厳密にいうと、シロッポは網を引き揚げて獲るのではなく、網の中で船から光を照らして、タモですくう。
    でもこれには高度なテクニックがいるらしく、獲る仕組みを知っていても、実際に獲れる網元はほとんどいないそうです。

    そんな高度なテクによって獲られたシロッポを、堀埜さんに頂きました!(それを真空冷凍しておりました)
    シロッポを獲れる堀埜さん率いる「チーム川岸」、すごいでしょ!!!すごいなあー。
    私は自信があります。シロッポをタモで1匹も獲れない自信が。
    川岸の衣を借るスズキでーす。

    それはさておき。
    「やっべ、おかず無い!」ってときの、前のめり御馳走系の非常食です。わたし的に。





    ***シロッポのスペイン風オムレツ風の和風(3〜4人前)***

    ・卵     4つ
    ・生シロッポ(冷凍でも可)  150〜200g
    ・水     50cc     
    ・松甘醤油  適量 お好みで
    ・油     大さじ1〜2

    ※松甘醤油は、氷見の堀埜商店の甘くて大変便利なお醤油です。九州のザラメ入りのたまり醤油とか、なければみりんや砂糖で甘さを加えてください。結構甘いよ。白身の魚に抜群に合うお醤油です。さすが網元が作るお醤油。


    <作り方>
    1、(解凍がてら)生シロッポを水と合わせておく。出汁です。

    2、卵を溶き、醤油を加える。水ごとシロッポも加えてとく。

    3、テフロン加工的でない鉄フライパンを、煙が出るまで空焚きしたあと、油をひく。テフロン系なら油は少なめに。

    4、強火のまま一気に卵を入れる。卵の縁が油で揚がったようにブクブクなる具合がいい。勢い良くかき回すと同時に弱火にする。フライパンと具の熱が均一になるイメージ。

    5、極弱火のまま蓋をして、2〜3分? お好みの卵の硬さになるまで火を通したらできあがり。



    シロッポのお出汁が存分に味わえて、ご飯も進むレシピです。
    大根おろしがあったら最高!

    ダライカ(しかもエンペラ)のリゾット

    • 2014.10.02 Thursday
    • 22:22
    ダライカとは、ソデイカとか樽イカとか呼ばれる、超でっかいイカです。十数キロもあります。
    氷見では冬に、恋をするためにチャップチャップと、のんべんだらり浜辺に来たところ、うっかり捕まってみたりします。

    その様も独特で、「二匹で海岸に寄ってランデヴー」のところをギャフ(カギ棒)で獲る。
    メスを先に獲ると、オスはメスを探して居残り、2匹とれる。
    オスを先に穫れば、メスはさっといなくなる。

    そういう、ギャフを手にした浜の男たちの心を曇らせる威力を持つ、そんなイカを食べましょう。
    にんげんだもの。


    ***ダライカのリゾット(4人前)***

    エンペラの一夜干し…1枚
    お米       …2合半
    お湯       …1リットルくらいかな。適当。
    人参       …1本
    トマト      …3個 (無ければ濃縮ピューレやトマト缶で)

    ニンニク     …1〜2かけ
    鷹の爪      …1〜2本
    オリーブオイル  …50cc

    塩、砂糖     …お好みで
    バルサミコ    …大さじ3
    パルメジャーノとかグラナパダーノなどの粉チーズ、パセリ…お好みで


    ダライカでかいね。これは14kg。



    海水の濃度よりちょっと濃いめの塩水で3時間ほどつけて、干すエンペラ。
    一晩干したら冷凍。冷凍して美味しくなる唯一のイカ、ダライカ。生だと硬い。



    <作り方>
    1、エンペラの半分くらいを具にすべく、繊維と直角に薄く短冊切りにしとく。
    残りの身と人参を一緒にミキサーで荒みじんていうかミンチに。少し水入れるとミキサー回って調子いいよ。

    2、フライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪をじっくり弱火で、油に魅力を移す。
    ほんとはつぶしたニンニクと、ヘタと種を取って丸のままの鷹の爪を使い、焦げる前に取り除くのですが、みじん切りにして食べてしまいたい人はそれでいいと思う。焦げないようにね。
    すっごくいいにおい。このアーリオオーリオは基本なので覚えておくと便利ですよ。

    3、そこにミンチのイカを投入。
    ポロポロになるまで炒める。ここは強火で。

    良い出汁になるのです。タコだともっとおいしいです。


    4、研がずにそのまま、生米を投入。短冊切りの具係のイカもここで投入。
    お米が油で透明になるまで炒めます。
    強火です。かき回し続けます。

    5、ヒタヒタ以上のお湯を加えます。水加減は大胆でいいです。
    中火に。

    焦げ付きやすいので、たまにかき回して、ぺしゃぺしゃを保つようにお湯を加えていきます。


    6、アルデンテより固いな、ちょっと歯に詰まるか?くらいになったら、トマトを入れ、煮詰めます。
    ここでそろそろ、砂糖、塩、バルサミコで味を整えます。


    7、盛ります。

    今回はグラナパダーノとドライパセリ。
    バージンオイルをかけると、風味がさらにいいです。

    レモンとかカボスとか添えてもいいかもね。



    気だるい日とかにオススメのレシピ。生米炒めるとか非日常で楽しいし、のんびり時間を創れます。
    二日酔いのときはトマトと水多めに、柔らかーく炊こう(笑)。



     

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